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【寝つきが変わる?】寝る時におすすめの格好と他のみんなの実態をご紹介

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睡眠の質を上げる健康医療メディア睡眠Dr.の編集部です。いびき治療や睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治し方、睡眠の質を良くする方法、睡眠障害(不眠症、ショートスリーパー、ナルコレプシー、過眠症)についてなど、睡眠のエキスパート達によって執筆されるコンテンツは、医学的根拠に基づいて作成されています。

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みんなどんな格好で寝てる?

眠る女性

まずは、一般的にどんな格好で寝ている人が多いのか、 LINEリサーチ調査レポートによるアンケート結果をもとに紹介していきます。

パジャマ派

夜寝る時の服装といえば、やはりパジャマですよね。子供のころは、夜寝る前に歯を磨き、パジャマに着替えて寝るというのが習慣だった人も多いでしょう。LINEリサーチ調査レポートでも、パジャマを着て寝る人が全体の36%で、男性は約3割、女性では約4割がパジャマ派という結果になりました。

パジャマを着て寝るメリットとしては、睡眠に適した素材で作られていることや、着替えることで気持ちを切り替えやすくなることがあげられます。また、最近はかわいらしいデザインや高級素材を使用したパジャマも増えているため、寝る時の気分をあげたい消費者のニーズにも応えられるようになっています。

ルームウェア/スウェット派

今回のLINEリサーチ調査レポートで最も回答が多かったのが、ルームウェアもしくはスウェットで寝るという人です。全体では47%、男女別では男性が約5割、女性ではパジャマ派と同程度でした。

ルームウェアもしくはスウェットの利点は、部屋着と兼用できるところです。特に、最近はテレワークが浸透したことにより、仕事を終えて入浴を済ませ、ルームウェアに着替えたらそのまま寝てしまう人も多いと考えられます。
また、休日は朝起きたら一日中ルームウェアやスウェットで過ごす人も多いでしょう。どこにも出かける予定がなければわざわざ着替えるのも面倒ですし、何より洗濯物を1着分減らすことができます。

また、近頃はデザイン性の高いルームウェアやスウェットが多く出回っているため、ちょっとそこまでのゴミ出しや回覧板などで外に出ても、恥ずかしさは少なくなりました。こういった生活様式の変化も、ルームウェア/スウェット派が増えている要因のひとつかもしれません。

インナー/肌着のみ派

少数派ではありますが、インナーや肌着のみで寝る人も一定数いるようです。LINEリサーチ調査レポートでは、全体だと約1割程度、女性も4%と圧倒的少数派ですが、男性は17%という結果でした。

インナーや肌着のみで寝るメリットは、締め付けや服のまとわりつきがないため、楽に寝られるという点です。特に、男性で極端な暑がりの人は、身にまとう布は極力減らしたいと考える場合が多いようです。




結局どんな格好で寝れば良いの?

疑問を持つ女性

上記のように、寝る時の格好はその人の好みや生活スタイルによってさまざまです。それでは、結局どんな格好で寝るのが、一番快眠につながるのでしょうか?

パジャマが最適解

より快適に眠るには、パジャマが一番適しています。その理由は、パジャマとルームウェアがもつ役割に違いがあるからです。

パジャマは寝るための服装

パジャマは、快適に眠ることにフォーカスして作られた、いわば「睡眠専用着」です。前章でも触れましたが、パジャマは汗をかいても乾きやすかったり、肌触りが良かったりなど、睡眠に適した素材で作られていることが多いです。また、一晩で20回前後うたれる寝返りにも耐えられるよう、丈夫な生地や縫製が用いられています。

その他にあげられるパジャマのメリットは、次の通りです。

  • ・吸湿性、吸水性が高い:寝汗をかいてもすぐに乾くことによって、肌のベタつきや寝苦しさを解消する。特に夏場はすばやく熱を逃し、快適な眠りをサポートしてくれる。
  • ・保温性:パジャマは体温調整がしやすいよう計算されているので、保温効果も高く、寝冷えを防いでくれる。
  • ・形、締め付け:パジャマは体を締め付けないように、ゆとりが生まれる作りになっている。動きやすく、息苦しさを回避してくれる。
  • ・寝返り:ほどよくパジャマにゆとりがあるため、寝返りもうちやすく、リラックスできる。

ルームウェアは部屋でくつろぐための服装

対して、ルームウェアやスウェットは、部屋でくつろぐための服装です。

例えば、スウェットは気軽に着用できる部屋着として親しまれていますが、化学繊維を使用したものが多いため、吸湿性が乏しく、汗をかく睡眠中の格好としては適していません。また、袖口や裾口などはゴムがキツく、就寝時に長時間着用していると寝苦しさを感じる原因にもなります。

では、運動する際に着用するジャージはどうでしょうか?吸水性や吸湿性も高く、就寝時に着ても問題なさそうに思えます。しかし、ジャージも睡眠時に着る衣服としてはあまり向いていません。

ジャージやトレーニングウェアも、スウェット同様に化学繊維を使用しているものが多いため、睡眠の妨げとなる場合が多いです。また、生地自体も硬く、ジャージ特有のゴワゴワとした肌触りが寝返りをうちづらくさせることにもつながります。

確かに、最近は睡眠の質に影響しづらいルームウェアやスウェットも販売されています。しかし、技術の進歩はパジャマにおいてもめざましく、何よりパジャマは睡眠に特化して作られています。そのため、より快眠を求めるのであれば、パジャマを着て寝るのが最適解といえるでしょう。




パジャマを着ることで眠りのスイッチが入る

寝室の女性

ここまで、パジャマがもたらす快眠効果について解説してきました。そしてもうひとつ、寝る前にパジャマに着替えるメリットがあります。それは、入眠儀式と呼ばれる眠りのスイッチを入れる効果です。

入眠儀式(スリープセレモニー)とは

入眠儀式(スリープセレモニー)とは、寝る前に決まった行動を取ることで、体と心を睡眠モードに導く行為です。「儀式」といっていますが、それほどかしこまったものではありません。例えば、「寝る前に歯を磨く」や「お気に入りの音楽を聞いてリラックスする」など、誰にも睡眠前に必ずやっている習慣があるでしょう。これを、入眠儀式と呼びます。

では、どうして入眠儀式で睡眠前の行動を習慣化することで、快眠に近づく効果があるのでしょうか?それは、寝る前に脳を「退屈」な状態にする働きがあるからです。

あなたも、電車でずっと同じ景色を眺めているとなんだか眠くなってきませんか?これは、脳が退屈を感じて余計なことを考えなくなることが原因です。

つまり、夜寝る前は極力頭を使わず、余計なことを考えない方が、スムーズに眠りにつけるのです。ここで役に立つのが、入眠儀式です。寝る前の行動をルーティン化し、まるで儀式のように行うことで、脳を睡眠モードに切り替えやすくなります。

パジャマを入眠儀式に取り入れる

「寝る前にパジャマの格好に着替える」という行為は、特におすすめの入眠儀式です。一日の終わりにパジャマという睡眠専用着に着替えることで、「そろそろ寝るぞ」と意識できるようになります。

入眠儀式には他にも、歯を磨く、照明を暗くする、音楽を聴く、アロマをかぐなど人によってさまざまなものがありますが、特にパジャマは着替えることでわかりやすく変化を感じることができます。ゆえに、心身ともにより高い睡眠効果が期待できます。

このように、パジャマには心理的にも睡眠を促し、眠りにつきやすくする効果があるのです。




【季節別】おすすめのパジャマの選び方

コットンフラワー

それでは最後に、快眠に適した季節ごとのパジャマの選び方と、眠りを妨げるNGパジャマを紹介していきます。

春〜夏

春〜夏は気温が高く、寝ている間に汗ばむことが多いため、通気性、吸湿性、吸水性に優れた素材・生地が適しています。特におすすめなのが、麻を使ったパジャマです。表面に凸凹のある生地を選べば、肌に触れる面積が少なくなるため、ベタつきが少なく快適に眠れます。

    <春〜夏におすすめな素材>
    綿、麻
    <春〜夏におすすめな生地>
    ・ダブルガーゼ:柔らかくて肌に優しく、通気性が高い。赤ちゃんの肌着にもよく使われる。
    ・サッカー:生地に凸凹があり、肌に張り付きにくい。サラッとしていて夏にピッタリ。
    ・楊柳:縦に細かいしわのある生地。凹凸があるため肌につきにくくサラッとしている。
    ・サテン:柔らかくてなめらかな肌触り。光沢があるので、高級感を感じることができる。
    ・リップル:表面にはさざ波のようなしわ模様があり、肌に張り付きにくい。
    ・スムース:非常になめらかで、肌触りが良い。

秋〜冬

秋〜冬は、肌触りが良くて保湿性・保温性にも優れた素材・生地がおすすめです。特に適しているのは、フリースのパジャマです。肌触りも良くて軽いのが特徴の生地で、保温性が高いです。

    <秋〜冬におすすめな素材>
    綿、レーヨン
    <秋〜冬におすすめな素材>
    ・フランネル:暖かくふんわりとした肌触り。保温性が高くて伸びが良い。
    ・フリース:軽くて暖かいのが特徴。水分を吸っても乾きやすい。
    ・ニットキルト:生地の間に中綿が入っており、保温性が高い。
    ・三重ガーゼ:ダブルガーゼにもう1枚ガーゼを重ねた生地。保温性が高い。

眠りを妨げるNGパジャマ

つい選んでしまいがちな、眠りを妨げるNGパジャマ例は以下の通りです。

  • ・フードのついたパジャマ
  • ・装飾がついたパジャマ
  • ・静電気が起きやすいパジャマ

まずフードのついたパジャマやパーカータイプのものは、首元のフードが寝返りを妨げ、肩や首に負担をかけてしまうためNGです。このような服装は、あくまで部屋着として楽しみましょう。

同じく、パジャマにリボンなどの装飾がついているものは、確かにデザイン性もありますが、これもNGです。寝ている間に装飾が寝返りを妨げたり、寝具に引っかかったりして、快眠を得られなくなります。

そして、特に見落としがちなのが、静電気についてです。静電気はパジャマをパッと見ただけではわかりにくく、購入して実際に着て初めてわかるケースが多いです。そのため、購入時にはよく肌触りを確認し、可能であれば試着するのをおすすめします。




まとめ

伸びをする女性

今回は、一般的にどんな服装で寝ている人が多いのか紹介したのち、睡眠に最も適した格好は何か解説しました。

アンケートによると、睡眠時の服装で最も多かったのが、ルームウェアやスウェットです。確かに、ルームウェアやスウェットは動きやすく、一見しただけでは寝巻きとはわからないようなデザインをしているものが多いです。そのため、ちょっとそこまでのおつかいやゴミ出しなどがしやすいメリットがあります。

しかし、より質の高い睡眠を取りたいのであれば、就寝時はパジャマを着るのが最適です。パジャマは睡眠を妨げないよう作られているので、より快適に眠ることができます。また、寝る前にパジャマに着替えるという行為そのものが、入眠儀式のひとつとして脳を睡眠モードに切り替える手助けにもなります。

最近寝つきが悪い、眠りが浅いと感じている人は、ぜひこの記事を参考にして、睡眠時の格好装を見直してみませんか?


よくある質問

Q.睡眠に最も適した服装はなんですか?

A.より快眠を求めるのであれば、パジャマを着て寝るのが最適です。パジャマは睡眠に特化して作られているため、着ることでより快適に眠りやすくなります。

Q.どんなパジャマを選べば良いですか?

A.春から夏は、汗が乾きやすいように麻を使用したサラッとした生地のもの、秋から冬は保温性が高く、柔らかい肌触りの綿素材のものを選ぶと良いでしょう。

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