眠りのお悩み

【不眠症の原因】不眠症の原因9選

2022.11.02
寝ようと思ってもなぜか寝付けないと「不眠症」に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 意識すればするほど目がさえてしまう不眠症のせいで疲れが取れなかったり、集中できなかったりするのは辛いですよね。 じつはこの不眠症、トラブルを引き起こす原因があるんです。 この記事では「不眠症」を引き起こしてしまう9つの原因や不眠症に見られる症状についてご説明していきます。 また不眠症改善に必要な対策についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

不眠症になってしまう9つの原因

不眠症になる原因が分からず、困っている人も多いでしょう。
じつはこの睡眠トラブル、精神的な問題や周囲から受ける影響が原因になることが多くあります。

まずは、不眠症になってしまう9つの原因について詳しく解説していきます。
不眠症になってしまう原因は人によって違うので、自分の悩みに当てはめながらチェックしてみてくださいね。

ストレス

日々の生活にストレスを感じていないでしょうか。
ちょっとしたことでイライラしたり、何もないのに怒りの感情が湧き出たりする人もいるでしょう。

ストレスは睡眠と深い関わりを持つ「自律神経」を乱してしまうため、不眠症を発症してしまうことがあります。
仕事のトラブルや人間関係など、ストレスを感じるポイントは複数あるはずです。
積もり積もったストレスがあふれてしまうと不眠症を発症することがあるので、ストレスには注意してくださいね。

不眠症とストレスの関係性についてはコチラの記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

年齢

不眠症は年齢が関係して発症する場合もあります。
とくに加齢が進むと、ホルモンバランスが変化し、体調や健康面を大きく変えてしまうのが特徴です。

ホルモンバランスが影響して発症するトラブルとして有名なのが、更年期障害でしょう。
病気を発症すると、些細なことでイライラします。
同じように加齢が進むと、若いころに比べて精神面が不安定になりやすいので、その影響で不眠症を発症する可能性があるのです。
加齢に伴う健康面の変化は、生活習慣によって変わる場合もあるので、規則的な生活が重要となります。

性別

2014年に実施された不眠症の調査によると、20歳以上の男女の睡眠状況を比べたところ、男性よりも女性の方が不眠症の割合が高い傾向にあると分かりました。(不眠率:男性17.0%、女性20.3%)
これは男性よりも女性の方が、周囲からの影響でストレスを感じやすく、自律神経の乱れが多いことが関係しています。

とくに女性はホルモンバランスが乱れやすく、精神面に大きな影響が出ているため不眠症を発症しやすいのが特徴です。
もちろん男性も不眠症を発症する人が多いので、要因のひとつとして性別が関係すると知っておきましょう。

内臓系の病気

内臓系の病気がある人は、不眠症になりやすいのが特徴です。
肝臓のような痛覚が小さい臓器もたくさんありますが、身体にはストレスと疲労が蓄積されています。

ストレス等の影響で精神的な睡眠トラブルに発展する場合もあるので注意が必要です。
継続的に健康診断を受けたり、日常的な健康習慣を身に付けたりしなければ、知らず知らずのうちに発症する場合もあるでしょう。
内臓系の病気は気づきづらいため、普段から健康に気を遣ってください。

こころの病気

精神的な不安を感じていたり、周囲に気を使いすぎてコミュニケーションが苦痛になったりすると、うつ病といった「こころの病気」が発症し、不眠症に派生する可能性もあります。
例えばブラック企業で精神的に追い詰められてうつ病を発症したり、コミュニケーションの衝突でこころの傷を負ったりすると、不眠症になってしまうケースがあるのです。

こころの病気は環境と時間が解決するトラブルですので、現在の環境から離れ、自分を見つめ直すことが大切だといえます。

生活リズムの変化

中には夜時間に働いていたり、寝る時間がバラバラだったりと不規則な生活リズムを続けている人もいるでしょう。
人間は基本的に、朝起きて夜に寝る生活が細胞に刻み込まれているので、その規則性を乱した生活を送ると自律神経が乱れ、不眠症を発症しやすくなります。

とくに夜の生活が当たり前になっている人は、自律神経を整えるビタミンb12が不足しているため、栄養素不足を補う対策が必要です。

周辺環境

人間は生活の中で、次のような環境変化があると不眠症を発症しやすいといわれています。

  • ・ 引越し(住む場所が変わる)
  • ・ 人間関係(新しいコミュニケーションを取る)
  • ・ 仕事(新しい業務を1から覚える)
  • ・ 工事(日中工事の音が聞こえる)

人間は環境の変化に弱く、同じ環境に安心を感じる生き物です。
そういった状況の中、環境に変化が起きてしまうとストレスを感じて不眠症を発症する場合があります。

日々生活を送る上で環境の変化は必ず起こるため、環境が変化しそうなタイミングはストレスをため込まない工夫が欠かせません。

薬・刺激物の摂取

普段から睡眠薬や鼻炎薬といった薬を服用している人や、辛いもの、すっぱいものを好んで食べている人もいるでしょう。
じつは薬や刺激物の摂取により自律神経が乱れ、不眠症を発症するケースもあるのです。

とくに薬の服用は、睡眠作用のある成分を含むものも多いので、それがクセづいて眠れなくなる場合があります。
また辛いものなどは美味しいかもしれませんが、知らず知らずのうちにストレスとなってしまうので、適度な摂取が大切です。

寝具があっていない

横になっても眠れないのは、普段利用している寝具が関係している可能性があります。
最近では低反発の寝具が人気ですが、身体の形状にあっておらず、寝返りがうてないなどのストレスを感じている場合もあります。

寝具選びはなんとなく行うのではなく、自分の身体に合ったものを選ぶようにしましょう。

またまくらの高さや、気温変化など、睡眠の状態がトラブルを引き起こしている場合もあるので注意してください。

不眠症の時に起こりやすい症状

不眠症の原因と併せて覚えてほしいのが、不眠症を発症すると起こる不眠症を発症することで併発しやすい症状です。
健康的な生活を阻害することはもちろん、不眠症の悪化や慢性化の原因になる可能性を持っています。

ここでは、とくに起こりやすい症状を5つの項目に分けてご紹介していきますね。

日中の眠気

不眠症を発症すると、寝ようと思っても寝付けないため、そのまま起床時間を迎えてしまいます。
その結果、日中に眠気が襲ってきて、何も手に付かない状態となるでしょう。

眠気が来たタイミングで眠ることができれば問題ありませんが、多くの人は社会に出て働いているため、そう簡単に眠れません。
そして、また夜になると不安やストレスがあなたを襲い、眠れなくなるという連鎖が生まれます。
仕事と眠気の板挟みとなってストレスを増してしまう場合もあるので、早急な解決が必要でしょう。

倦怠感

疲れても眠れないという状態が続くと、体力がガクッと落ちてしまいます。
結果として、身体に溜まった疲れが落ちづらくなり倦怠感が出てくるでしょう。
これは肩が重くて動きたくなくなったり、少し動いただけで息切れしたりするという状態です。

倦怠感が積み重なると日常のやる気が起きず、そのままこころの病気を発症してうつ病に悩むケースもあります。
睡眠は身体の疲れをとる重要な欲求ですので、不眠症が継続しない生活を取り戻す必要があるでしょう。

集中力低下

不眠症になり睡眠不足が続くと、脳の回転が遅くなって集中力が低下します。
例えば、考え事をしても何も思い付かなかったり、人の話を聞いていたにも関わらず何も頭に入っていなかったりと、日常生活に大きな影響が出るでしょう。

また集中力の低下は、自動車事故やケガの発生確率を高めます。
日常生活や仕事だけでなく、周りを巻き込むトラブルが発生する場合もあるので、睡眠不足を解消して頭の中をスッキリさせることが大切です。

食欲の低下

不眠症は、食欲を低下させるとご存じでしょうか。
睡眠不足が続くと内臓の働きが悪くなり、毎日胸焼けを感じるような気分に陥ります。
その結果、食欲が湧かず必要量のカロリー摂取ができないことはもちろん、栄養バランスの取れた食事ができなくなるのです。

また栄養不足によるダメージが身体に蓄積されていくため、食欲の低下が加速します。
食事しないことによって基礎代謝も落ち、見た目がげっそりするなど、外面的な印象の変化も現れるので注意してください。

体調不良

不眠症によるマイナス面の症状を発症することによって身体の免疫力が落ち、風邪などの病気にかかりやすくなります。
理由としては、細胞の活動が悪くなってしまうことが関係してきます。
とくにウイルスに対抗する細胞の活動が弱まり、身体の中にウイルスが居座ってしまうため、病気やケガが治りにくいのも特徴です。

体調不良が続くと大きな病気を発症するリスクが伴うので、免疫力を取り戻すために睡眠の改善が望まれます。

不眠症の症状についてはコチラの記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

不眠症に効果的な8つの対策

身体的、精神的なトラブルを発症してしまう不眠症は、健康的な生活を阻害する大きな問題です。
では、不眠症という睡眠トラブルをどのように解決していくべきでしょうか。

ここでは自分で取り組める対策を8つ紹介しています。
ぐっすり眠れてスッキリ目覚める生活を取り戻すために、各項目をチェックしてみてください。

睡眠時間を意識しすぎない

中には「絶対寝なきゃ」「〇時間は寝ないといけない」というように、ベッドに入り緊張を感じている人もいます。
確かに眠ることは大切ですが、こういった考えは精神的なストレスに直結してしまうので、あまり睡眠時間を意識しないようにしましょう。

焦らずリラックスした気持ちでいれば、身体は自然と睡眠を誘発してくれます。
気にしすぎないことが大切なので、まずはリラックスしてみてはいかがでしょうか。

他にも睡眠時間に対する意識を変えて、分割睡眠等を取り入れていく事によって多少は精神的に楽になる可能性もあるので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。

一定のリズムで就寝する

毎日バラバラの時間に寝ているなら、その状態を改善し、毎日同じ時間に就寝・起床するように心がけてください。
人間は、睡眠時間が定まっていないと、身体が眠気を感じにくくなります。

いつ寝ていいか分からなくなってしまうと不眠症になりやすいので、睡眠のリズムを整えていきましょう。

積極的に太陽の光を浴びる

不眠症は自律神経の乱れで発症するケースが多いため、自律神経回復に効果的なビタミンB12を生成する必要があります。
ビタミンB12という栄養素は、太陽の光を浴びることで身体に作られるので、自律神経の乱れを感じている人は、日中に太陽の光を浴びるように心がけてください。

日光浴は少しの時間だけでも効果があるので、1日5~10分を目安に日の光を浴びてみましょう。

適度な運動を心がける

人間の身体は、疲れが溜まると眠気を感じるようになります。
普段疲れることがないという人は、適度な運動を行い身体に疲れを覚えさせてください。

中には、毎日家にいる人や、座り仕事ばかりで運動しない人もいるはずです。
運動不足という状態が続くのは睡眠トラブルに発展しやすいので「1駅分歩く」「帰宅後は30分ウォーキングする」など運動を習慣化することをおすすめします。

リラックスタイムを設ける

毎日の生活でストレス解消ができないと不眠症を発症しやすくなります。
次のようなリラックスタイムを作ってみてはいかがでしょうか。

  • ・ アロマ
  • ・ 趣味
  • ・ マッサージ

リラックスタイムとはつまり、全身と頭の力を抜いて心地よさを感じる状態です。
リラックスした状態が維持できれば眠気を感じやすくなるので、リラックスできる環境を作り出しましょう。

寝酒しない

お酒を飲むと酔いが回って眠れるという人もいるでしょう。
しかし、この効果は短期的なものであり、逆にお酒がなければ眠れないという状態になってしまいます。

無理に眠ろうとして、寝酒するのは逆効果です。
とくに深酒してしまうと別の睡眠トラブルを発症するケースがあるので、控えることをおすすめします。

快適な寝具を揃える

寝心地が悪くて不眠症を発症しているなら、快適な寝具に買い替えることをおすすめします。
寝返りがうちづらかったり、まくらが高すぎたり低すぎたりすると、寝ようとしても体が疲れてすぐに目が覚めてしまいます。

自分の身体にどのような寝具が丁度よいのか理解するため、寝具販売店に相談してみるといいでしょう。
寝心地の良い寝具を揃えることで不眠症を解消できるケースもあるので、参考にしてみてください。

好きなことをしてストレス解消する

不眠症にストレスが関係することも多いので、日々ストレスを溜めない対策を心がけましょう。
この時やるべきなのは、今、自分がやりたいと考えている「好きなこと」にチャレンジするというものです。

好きなこと、例えば趣味や興味があるものを体験すれば、自然とストレスが解消され、程よいリラックス効果を感じるようになります。
好きなことには、こころのモヤモヤを解消する効果もあるので、やりたいことを見つけてチャレンジしてみましょう。

不眠症が改善しないならクリニックを利用しよう

中には不眠症を自分で対策できない人や、頑張って対策したけど効果を得られなかったという人もいるでしょう。
まずは一度、睡眠を対象とするクリニックに相談してみるといいかもしれません。

睡眠トラブルのプロである専門医に相談すれば、あなたの現在の状態を見て正しい解決策を導き出してくれますよ。
また眠れないことが日常生活に影響を出している時には、睡眠薬の処方をしてもらえる可能性もあります。
誰かに悩みを相談すること自体にも、不眠症改善の効果があるので、カウンセリングなども兼ねて利用してみてはいかがでしょうか。

不眠症についてもっと深く知りたいという方は、コチラの記事で不眠症の概要をまとめているので参考にしてみてください。

まとめ

不眠症は身体的な問題、精神的な問題により発症しやすく、発症後にも様々なトラブルを生み出してしまうのが特徴です。
毎日のように倦怠感を感じたり、日に日に体力が衰えてしまったりと、日常生活にも支障が生まれてしまうケースがよくあります。
紹介した8つの対策にチャレンジするか、クリニックに相談して早急な解決を目指してみてはいかがでしょうか。

忙しい現代社会では精神的なストレスを抱え込む人が大勢います。
健康的な生活を取り戻すためにも、始められそうなことからチャレンジしてみてください。

よくある質問

Q.不眠症になってしまう原因は何?

A.不眠症を発症してしまう原因は、次の通りです。
・ ストレス
・年齢
・性別
・内臓系の病気
・こころの病気
・生活リズムの変化
・周辺環境
・薬・刺激物の摂取
・寝具があっていない
日常生活に潜む様々なことが原因となってしまうことはもちろん、自身の精神面、外的要因が関係する場合が多くあります。 また不眠症を発症した後にも日常生活に影響するトラブルが起きてしまうので、なるべく平穏な生活を心がけることが大切です。

Q.不眠症に効果的な対策は何?

A.不眠症を解消したいなら、次の対策を行ってみましょう。
・睡眠時間を意識しすぎない
・一定のリズムで就寝する
・積極的に太陽の光を浴びる
・適度な運動を心がける
・リラックスタイムを設ける
・寝酒しない
・快適な寝具を揃える
・好きなことをしてストレス解消する
不眠症は自律神経の乱れやストレスが影響する場合が多いため、生活習慣を整えたり、ストレスを溜めにくい環境を作ったりすることで改善されやすくなります。 また自身での改善が難しいなら、クリニックを利用して悩みを相談してみることをおすすめします。