頭寒足熱でぐっすり熟睡

こたつに入っていると気持ちよくなって、いつの間にか眠ってしまったという経験は誰でもあるでしょう。こたつに入るとついウトウトしてしまうのは、足があたたかくなるからです。

人間は手や足元があたたかくなると、眠くなります。手足が温まると血行が良くなり、脳内の松果体からセロトニンという脳内物質が分泌されます。セロトニンが睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を促す働きがあるため、自然と眠くなってくるのです。


■湯たんぽが冬の熟睡のベストパートナー
スムーズな眠りに落ちるためには、寝室の気温よりも手足を温めるほうが大切です。足を上手に温めるには、足元に湯たんぽを置くのが一番効果的です。湯たんぽで布団やベッドを温めておくと、寒い冬でも穏かに眠りに落ちることができます。目安として、寝る1時間くら前から湯たんぽを布団に入れておくと、ちょうどいい具合にあたたまり、自然な眠気がやってくるでしょう。

湯たんぽは直接肌に触れないように注意してください。低温やけどを起こしてはたいへんですから、カバーやタオルで上手に包んで使うようにしてください。湯たんぽというと、古くさいイメージがありますが、最近になって若い人たちによって湯たんぽが注目をあびています。現代的にアレンジしたデザイン性の高い商品も出ていますので、こうしたものを利用して眠る前にベッドをあたためておくこともスムーズに眠りに入るためには有効です。

また、より身近な電気毛布を利用することもあるかと思います。電気毛布では温かくなりすぎたり、過度に乾燥してしまうことがあります。寝る前に布団を温める目的で利用するのは結構ですが、一晩中つけていると布団の中が熱くなりすぎて目が覚めてしまい熟睡できません。


■夏は「頭寒」が眠気を誘う
夏は気温が高いこともあってなかなか体温が下がらず、寝つきが悪くなります。そんな時はタオルを濡らして凍らせたものをビニールに入れて枕と頭の間に挟んで寝ると後頭部が冷やされて眠りやすくなります。
夏は、「足熱」と同時に「頭寒」を意識すれば、さらにリラックスすることができ、自然と眠気が訪れます。