カルシウムとマグネシウムは睡眠の味方

ストレスを受けると人体の中には乳酸がたまってきます。この乳酸は睡眠を誘うカルシウムの働きを弱めたり、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を妨げたりするため、ストレスを感じているときはぐっすり熟睡できません。
一般的には、乳酸は激しい運動をした後に体内で作られる疲労物質です。しかし、たとえ肉体的に疲れていなくても、精神的ストレスを受けると乳酸が作られ、脳の機能が正常に働かなくなってしまうのです。このように、ストレスは精神面の影響だけでなく、人体に物理的な影響を与えてしまうのです。

kaki.jpgカルシウムには気持ちを落ち着かせて穏かな睡眠に誘導する作用がありますが、たくさん摂れば摂るほどいいというものではありません。また、カルシウムと同時にマグネシウムを摂取することが大切です。マグネシウムにはカルシウムの吸収を助ける働きがあるためです。実はマグネシウムとのバランスが大切で、カルシウム:マグネシウム=2:1で割合で摂取するのが理想的です。

マグネシウムは青菜類や種実類に豊富に含まれていて、不眠症やストレスに対して有効に作用します。種実類とは、たとえば以下のようなものです。
ピーナッツ、アーモンド、ゴマ、カシューナッツ、ピスタチオ、マカデミアナッツ、かぼちゃの種、銀杏、栗など。

マグネシウムはカキやホタテなどの貝類にも多く含まれていて、レモンをかけるとカルシウムの吸収力がさらにアップします。カキにレモンをかける習慣にはちゃんと意味があったんですね。

また、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を助ける脳内物質セロトニンが作られる時にも、マグネシウムは必要な栄養素になるため、マグネシウムは睡眠にとって大きな役割を果たしています。