社員が昼寝をする会社は伸びる!
人は、朝起きてから8時間ほどすると眠くなるものです。これは太陽がもっとも高く暑い時には、エネルギーの消費をおさえるために体を休めようとする人間の本能によるものだといわれています。多くの人が6時〜7時くらいに起きると考えると、昼食後の2時か3時くらいに眠くなってくるのは自然の摂理なのです。これはひとつの生理現象なのですから、この時間すらもフルパワーで仕事をしろ、というのは本来無理があるわけです。
何か仕事に集中していれば午後の眠気を感じませんが、単純作業をしていたり退屈な会議に出ていたりすると、午後2時〜3時前後は非常に眠くなることは、経験した人が多いかと思います。そんなときに眠りに落ちるのを必死にがまんして、仕事をしているフリをするくらいなら、いっそ堂々と15分ほど居眠りをしたり仮眠をとったりして、すっきり目覚めてから仕事を再開したほうが何倍も効率的でしょう。
上司や会社がこうした考えに賛成してくれる幸せな環境にいる人は、是非昼寝・居眠り・仮眠を毎日の習慣にしましょう。カウチのように横になれるものがあればベストですが、自分のデスクにおでこを乗せて目を閉じるだけでも十分効果的です。そうした仮眠グッズも売っていますから、自分にあったものを見つけるといいでしょう。
仮眠や昼寝をすることが許されない職場環境の人はどうすればよいでしょうか。空いている会議室があればベストですが、最悪の場合はトイレでも、15分ほど静かに座って目を閉じるだけでも疲労回復に大きな効果があります。周りから見ればサボっているように見えますが、この短時間の仮眠や居眠りで業務効率がアップするのであれば、決して悪いことではないはずです。
眠いのに無理して起きて仕事をするよりも、ちょっとの間だけ居眠りや仮眠をして、心身ともにリフレッシュしたほうが、判断ミスや事故が少なくなることは明らかです。会社が制度として昼寝や仮眠を推奨するような仕組みができれば、会社全体の大きな効率性アップにつながることになるでしょう。それが積み重なれば日本全体の活力アップにもつながると言ってもいいかもしれません。
そのためには、昼寝を悪徳とする古くからの社会の考え方を少しずつ変えていくしかないでしょう。会社が変われば社会が変わりますし、社会が変われば会社は変わるはずです。