不眠症の自己診断 - アテネ不眠尺度

自分の不眠の度合いをはかる目安として、世界共通で使われているチェックシートがあります。

アテネ不眠尺度(AIS)
(Soldatos et al.: Journal of Psychosomatic Research 48:555-560, 2000)
アテネ不眠尺度とは、世界保健機関(WHO)が中心になって設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した世界共通の不眠症判定法です。8つの質問に対する回答を最大24点で数値化し、客観的に不眠度を測定できます。

下記のAからHまでの、8つの質問に答えてください。
過去1カ月間に、少なくとも週3回以上経験したものに当てはまるものにチェックしてください。
選択肢の先頭についている点数の合計で結果が診断されます。

A 寝つきは(布団に入ってから眠るまで要する時間)
0 いつも寝つきはよい
1 いつもより少し時間がかかった 
2 いつもよりかなり時間がかかった
3 いつもより非常に時間がかかったか、全く眠れなかった

B 夜間、睡眠途中に目が覚めることは?
0 問題になるほどではなかった
1 少し困ることがあった 
2 かなり困っている 
3 深刻な状態か、全く眠れなかった

C 希望する起床時間より早く目覚め、それ以上眠れなかったか?
0 そのようなことはなかった 
1 少し早かった 
2 かなり早かった 
3 非常に早かったか、全く眠れなかった

D 総睡眠時間は?
0 十分である
1 少し足りない 
2 かなり足りない
3 全く足りないか、全く眠れなかった

E 全体的な睡眠の質は?
0 満足している 
1 少し不満
2 かなり不満 
3 非常に不満か、全く眠れなかった

F 日中の気分は?
0 いつも通り
1 少しめいった 
2 かなりめいった 
3 非常にめいった

G 日中の活動について(身体的及び精神的)
0 いつも通り 
1 少し低下 
2 かなり低下 
3 非常に低下

H 日中の眠気について
0 全くない
1 少しある 
2 かなりある 
3 激しい

・合計得点が4点未満の場合:睡眠障害の心配はありません。
・合計得点が4〜5点の場合:不眠症の疑いが少しあります。
⇒できれば医師に相談してください
・合計得点が6点以上の場合:不眠症の疑いがあります。  
⇒医師に相談することをお勧めします。