不眠症になる人、ならない人
不眠症になる原因の代表的なものに人間関係のストレスがあります。職場の上司とうまくいかない、夫婦の関係がぎくしゃくしている、子どもと会話が成り立たない、などの悩みをお持ちの方は決して少なくないはずです。こうした人間関係の問題は、非常にありふれているとも言えますが、こうした原因によって不眠症になってしまう人がいる一方で、まったく気にせずよく眠れる人がいます。
つまり、同じような状況にいても、不眠症になってしまう人とならない人がいるということです。なぜこのような違いが出てくるかということについて明確な答えが用意されているわけではありませんが、性格的な違いが原因だと考えられます。負けず嫌いで自己主張が強く、そのくせいつまでも感情を引きずってしまうタイプの人は、人間関係が原因で不眠症になりやすい傾向があります。逆に、サバサバした性格で、人間関係で不愉快なことがあっても、ベッドに入ればそんなことはすっかり忘れてしまい、一晩寝たらまったく気にしていないというあっさりした方は、不眠症になることはありません。
性格は変えられないと思い込んではいけません。人間はいつからだって、自分自身を変えることはできます。人間ですから悩みがあるのは当たり前です。しかし、その悩みに睡眠を邪魔されてしまっては、自分が損をするだけでいいことは一つもありません。寝るときは不愉快なことをきれいさっぱりと忘れる、という練習を少しずつやってみてください。こうした頭の切り替えがだんだん上手になってくれば、ストレスが原因で眠れなくなることもなくなり、朝までぐっすり眠れるようになるでしょう。