不眠症の4つのタイプ(2)


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熟眠障害タイプ
いわゆる「眠りが浅い」というタイプのことです。朝まで熟睡した、という満足感がないため、自分は不眠症だと考えてしまいます。まだ若いのに必ず夜中にトイレに何度も起きるという方もいますが、トイレから帰ってきてまたすぐに眠ってしまうのであれば、熟眠障害と呼ぶ必要はないでしょう。夜中にトイレに起きてしまうと、意識が冴えてしまって眠れなくなってしまう、あるいは家族のいびきで毎晩のように夜中に起きてしまい、一時間ほど寝付けないといったケースは、熟眠障害の可能性があります。うつなどの精神疾患が原因である場合もあります。

早朝(早期)覚醒タイプ
自分が起きる予定の時間よりも何時間も早く目が覚めてしまい、眠りたいのに眠れなくなってしまうタイプのことです。高齢者やうつの患者によく見られる症状です。
明日は出張で朝が早いから寝過ごしては大変だと、目覚ましより早くパッと起きてしまった、あるいは、5時起きしてゴルフに行く予定だったが、あまりにワクワクして4時に起きてしまった、などという経験はあるでしょう。子どもの頃、遠足が楽しみで当日の朝は早く起きてしまった、といった経験も誰でも一度はあるかと思います。このように何かワクワクするような楽しみがあったり、どうしても寝過ごすわけにはいかないという緊張感があると、人はちゃんと早く目が覚めるようにできています。言うまでもありませんが、こうしたケースで予定よりも早く目が覚めてしまうことは、早期覚醒タイプの不眠症ではありません。
特に楽しみや緊張感といった理由がないのに、何日も連続して予定より早く目が覚めてしまうのであれば、それは早期覚醒の可能性があります。多くの場合、過度のストレスといった精神的要因によるものだと考えられますので、精神状態を安定させることによって、少しずつ改善していく必要があります。
「老人は朝が早い」といいますが、これは加齢によって自律神経の働きが弱ってくることが原因ですから不眠症ではなく自然なことです。